2020年9月北アルプス登山②
前泊移動の初日はこちら
9月26日夜は高山のビジホに泊まって
27日早朝4時半ぐらいに出発。
朝食のファミマのポテサラサンド美味しすぎて思わず写真を撮り。
6時のバスに乗るために5時半にバスターミナルに着く。
一番近い駐車場には既に結構車が停まっていて混むか、ヤバいかと思ったが
あれは金曜か土曜に入山している人の車だったろう。
現に早朝のターミナルはガラ空きであった。
ここは安房トンネルを超えて長野県側のさわんどバスターミナル。
岐阜県側から上高地に行く場合は飛騨川のあかんだなバスターミナルから
行く方が無駄が無いけど、そっちはバスの始発が6:50分のため
6:00発の便があるさわんどまで来たのである。
さわんどバスターミナルでマイメンくまおじと合流しバスに乗って上高地に出発。
おじさん、バイクにテン泊装備乗っけて東京から来たんだって。スゴイね。
乗車後30分ぐらいで上高地に到着。ついに登山者憧れの涸沢カールへの旅が始まる。
これが有名な河童橋ねぇ~とか言いながらサクサク進んでいく。
なんせ今日は順調に進んだとしても6時間かかる。先は長いので。
まだ元気
歩き始めて少ししたあと、自分の足の異常に気がつく。
右足が斜めを向いた状態で歩行をしている。無意識で。
今までもそうだったが登山靴がオレンジ色で目立つから初めて気がついたのか、
大きな荷物のせいで今日だけそうなっているのかはわからなかった。
左足はしっかり正面に蹴り出せるが
右足もそのように動かすと何だか右腰と太もも付け根に違和感がある。
どう考えても良くない兆候だが、痛みは無いのでこのまま進んだ。
後で大変なことになったが。
林道をサクサク
2時間弱で徳沢というチェックポイントに到着もスルー。まだまだ元気。良いペース。
ターミナルからほとんどアップダウンのない道を3時間程歩くと
横尾という小屋につき、そこからやっと登山開始。
ここ横尾。
横尾大橋というでかい吊橋があってみんな写真を撮っていた。
パン食って休憩。これも美味しかった。ファミマのパン結構うめぇな。
横尾を過ぎてすぐにどでかい岩山が見えた。屏風岩。
目的地はこのバカでかい岩山に隠されている。
あと電波も遮られるから横尾から先は圏外の箇所がほとんど。
横尾過ぎたら普通の登山が始まる。だいたい90分も歩いた頃に
次のチェックポイント本谷橋に到着。
川があって橋がかかっていて、開けているのでみんな休憩していた。
自分達も荷物をおろして休憩。
ニセコで作っている国産エナジーバー、POW BARを初めて食べたけど結構美味しい。
コレと比べて同じくオーガニックバーのチンパンジーバーはゴ○。
本谷橋で休憩した後行動再開となるがここからがキツい。
15kg前後の荷物を背負って4時間30分近くあるいているのだからそりゃキツい。
カメラを向けるとおどけて見せるくまおじさんだがこの後特にキツそうだった。
登山道はよく整備されているが傾斜がキツい箇所もあり、
くまおじさんの体力がみるみる削られていく。
岩だらけの沢地形が見えてきて「涸沢って枯沢ってことか~」とか思ったり。
なんかそれっぽい地形が見えてきて「お?」と思ったけど全然関係なかった。
山の名前はわからねぇからよ。俺達は雰囲気で登山をやっている。
はい、屏風岩の裏まで来た。
少し紅葉が始まっている。
最後の目印。テントを貼る場合は涸沢ヒュッテで受付となるのでこの分岐は左に行く。
目印見えてから最後のこの登りはキツかった。休憩しながら何とか登ってきたけど
結局本谷橋から1時間30分の予定が2時間20分ぐらいかかった。
いやね1時間30分は絶対ウソついてるよみんな。横尾を出てから4時間20分ぐらい。
朝6時30分から開始して到着は14時20分、休憩しつつで結局7時間50分かかった。
これがやり遂げた男の顔ですよ。凛々しいね。
ついに涸沢カールにテントを貼ることに成功。登山初めて3年ぐらいか?
遅めの到着だけどコンパネ借りられて良かった。
勝利のラーメン。ビール頼んだけど蛇足だったよこれは。
最近別に酒は無くても良いかなになっている。
イェイ
二人とも激疲れたのでこの後昼寝してそれぞれで夕飯を食べて19時ぐらいには寝た。
メスティン炊飯とフリーズドライカレー。マジ疲れ。